仏壇になりたい
私が何故、抽象画を描き続けるのか考えていた結果「仏壇になりたい」ということになりました。
抽象画って正直オワコンです。
油絵も多分オワコンです。
でもやるには理由がある。
新しい抽象画がやりたい。
1900年代初頭に出てきたいわゆる抽象絵画ではなく新しい抽象絵画。
今の日本において必要なのは「寄り添う絵画」だと思っています。
それは美術史に残るものではないかもしれません。
各家庭に飾られる個人的な絵画。
それは今までの絵画という概念から外れたものになるかもしれません。
個人がその作品を見て気合いを入れたり、自分を見つめ直す為のツールとして使われる
そう、仏壇のような存在になりたいと思ったのです。
無宗教の人の為の仏壇。
毎日、拝んで感謝の気持ちや、今日一日の気合いを入れるもいい。
思い出した時に手を合わせ、自分の心と向き合うのもいい。
irobakoはそんな存在でありたいなあと思いました。
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